おにぎり

男は女にわざわざ聞こえないように声をかけた。女は、なんて言ったの？と尋ねたがまた聞こえないように言葉を繰り返した。そのせいか、男と女はその時を境に友達を辞めた。 2人はどんな状況でなにがあったのか。

ある男がネットでレビューはついていないが、見る限りとてもいい部屋を見つけ、そこに住むことを決めた。他の住人もまたネットの口コミでこのアパートに集まってきたらしい。 そんなある日、アパートの住人が大勢亡くなった。 男は他の住人が言っていた口コミを見て真実を知り、同じように亡くなってしまった。 男は何を知ったのだろう。

女は物音がしたことに気づき、リビングに様子を見に行った。するとそこには知らない男が立っており、その足元には夫が横たわっていた。男は女に気づくと走って家から出て行った。幸いなことに何も盗られてはいなかった。 女は警察を呼ばなかった。なぜか。

僕が道を歩いていると、大きな池があった。僕はしょうがないから迂回しようとしたんだけど、周りの人は皆んな池を進んでいった。 なぜか。

ある男は一日で目が見えなくなり、周りの音が聞こえなくなり、匂いがわからなくなった。しかし男は病院にも行かなかった。 なぜか。

女は多くの人を待たせながらも一日に何度も着替えをした。しかし誰も迷惑だとは思わなかった。 どうゆうことか。

いつも多くの人が行き交う道の真ん中で一人の男は大きな声で大人も子供も立ち止まってしまうような誰もが知っている歌を歌いだした。今日はより一層人が多かったにも関わらず非難する人はいなかった。男が歌い終わると一人の女が「本当にありがとう」と感謝を伝えに行った。 一体なぜか。

「誕生日おめでとう！」「ありがとう！」そんな声が聞こえたので私もあとから祝いの声をかけた。すると彼はキョトンとして「え？僕誕生日じゃないけど」と言った。 どうゆうことだろうか。

僕には憧れのヒーローがいる。彼はたくさんの人を助けていて何かあるとすぐに助けに来てくれる。僕も彼みたいになりたくて頑張ったんだ！そのかいあってか彼はどんどん有名になった！だけど彼は僕を褒めてくれなかった。 なぜ彼は「僕」をほめなかったのか。